Carbon Shift - 変わるCO₂、変える未来

再生可能エネルギー、カーボンリサイクルやCCUS等の脱炭素技術に関する事例紹介、解説、海外動向などを幅広く発信し、サステナブル社会の実現に向けた知見を集約するメディアです

気候変動

毎日の暮らしをふり返りながら、無理なくできる気候変動対策を

近年、日本人の気候変動対策に関する意識が、海外と比べて低くなっているという調査結果が、さまざまな民間調査機関から報告されています。たとえば、電通総研が2022年に行った第9回電通コンパス「気候不安に関する意識調査」では、「気候変動が人びとや...
脱炭素

中都市先行地域にみる脱炭素への挑戦 ― 地域資源とエネルギーの力でまちをアップデート ―

2022年から本格スタートした環境省による脱炭素地域づくりの要となる「脱炭素先行地域(以下、先行地域)」。2025年9月時点で87件の取り組みが進められており、2025年10月には第7回目の募集も行われました。87件の提案者の内訳は次のとお...
脱炭素

GX ZEH時代に向けた住宅脱炭素化の姿

2025年9月26日、経済産業省から「GX ZEH」及び「GX ZEH-M」の定義が公表されました。住宅における省エネルギー性能牽引の担い手であるZEH・ZEH-Mについて、今後、より高い省エネルギー性能を掲げることが期待されること、また、...
脱炭素

脱炭素先行地域に見る脱炭素社会形成の姿<大都市篇>

2022年から本格スタートした環境省による脱炭素地域づくりの要となる「脱炭素先行地域(以下、先行地域)」。2025年9月時点で87件の取り組みが進められており、2025年10月には第7回目の募集が行われます。当初「地域脱炭素ロードマップ」(...
カーボンリサイクル

人工光合成の社会実装に向けた道筋がいよいよスタート

2025年9月5日に環境省から「人工光合成の社会実装ロードマップ」が公表されました。人工光合成は、太陽光、水やCO2から人間社会に有用な物質を生成する技術とされ、将来的はカーボンリサイクルの柱の一つになるとされています。本稿では、ロードマッ...
脱炭素

2050ネット・ゼロに向けた進捗状況について

2025年7月28日に開催された中央環境審議会地球環境部会地球温暖化対策計画フォローアップ専門委員会・産業構造審議会イノベーション・環境分科会地球環境小委員会の合同会合(第3回)において、「2023年度における地球温暖化対策計画の進捗状況(...
脱炭素

地域のキーパーソンを巻き込み連携する“今治モデル”の展開

環境省の「地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業」の支援地域として選定された今治市の取り組みが注目されています。2024年度事業では、今治市における地域脱炭素経営推進のための体制構築が行われ、その実績を基に、2025年度事業では、新...
脱炭素

グリーンファイナンス市場の発展に向けて

2025年7月25日に「グリーンファイナンス市場の中長期的な発展に向けて」と題する資料が環境省から公表されました。環境改善効果等を伴うプロジェクトへの投資・資金調達を行うグリーンファイナンスの機能や意義、メリットなどを改めて確認し、市場参加...
気候変動

気候変動とヒートアイランド現象 

2025年7月7日に、2024年まで含めたヒートアイランド現象に関わる観測データが、気象庁から公表されました。本稿では、特に気温データに着目し、気候変動の進行とヒートアイランド現象の現状について、気象庁公表データを見ておきたいと思います。<...
カーボンリサイクル

プラスチック資源循環とCO2削減

2025年7月10日に「令和6年度プラスチックの資源循環に関する先進的モデル形成支援事業」の結果概要が、環境省から公表されました。同事業は、プラスチック資源循環促進法の施行を受けて、自治体がプラスチック資源の効率的な再商品化等を進める上での...