2024.09.25
2024年度第6回の全体会を開催いたしました。
今回は、新規参画された株式会社神鋼環境ソリューション様の事業ご紹介の実施と、太陽光パネルリサイクルの現状について情報共有を行いました。
【太陽光パネルリサイクルの現状~リサイクルの義務化~】
太陽光パネルは2036年頃に廃棄量のピークを迎えるとされており、リサイクル施設増加のための方策など政府による義務化に向けた検討が環境省、経産省にて2024年9月13日より開始。
背景の一つとして、パネル廃棄時の・埋立地不足問題が挙げられます。 環境省らの資料によると排出量のピーク(約17~28万t)を迎えると、最終処分場の残余容量が底をつくリスクがあり、埋め立て地が不足する可能性がございます。
また、関係者間では、撤去・廃棄時の費用も昨今注意喚起の声があがっています。
特に、災害リスクのある斜面設置の場合、安全対策費等が膨らみ撤去費用が上振れ、廃棄積立金不足する恐れがあり、資金不足から 放置や不法投棄につながる可能性も考えられるため、適正処理に向けた仕組み作りが不可欠と思われます。
C2Xでは、以上のリスクを踏まえ、太陽光パネルリサイクルのビジネスモデル検討や、資源循環に配慮した太陽光発電導入モデル検討など事務局であるスマートシティ企画株式会社が主体となり、支援しております。